患者会のご紹介「コスモス」


患者会「コスモス」について

「コスモス」は治療中・治療後のがん患者さんやその家族が集い共に語り、情報交換する場として2002年に神奈川県立がんセンターの中に立ち上げられました。花の名であり、宇宙を意味する「コスモス」には参加者それぞれが「闘病のつらさ」や「これからの不安」など、自分が思っていることを語ることで支え合い、前向きに歩き出すきっかけになればという世話人の願いが込められています。

「コスモス」定例会は神奈川県立がんセンターに限らず、どこの病院にかかっている人でも、またどのようながんの方でも参加可能です。予約は不要で、入会金・会費はありません。定例会の参加費は無料。その他の分科会・文化サークルは原則として300円を頂いています。

定例会 月1回開催(全がん対象)
場所 がんセンター研究棟5階講堂
日時 第2月曜日(祝祭日の場合は第3月曜日)午後2時から4時まで

定例会参加者の声
昨日までの私はがんのことを誰にも話せずに一人で悶々としていました。患者会に参加して、同じがんの人ということで自分の気持ちを話すことができてホッとしました。『新しい扉を開けて、人前で話しをしている私がいる。』参加してよかったと思いました。

分科会/年2~3回程度

N (乳がん)の集い 乳がん認定看護師参加
FC (婦人科がん)の集い ---
S (シングル)の集い MSW(メディカルソーシャルワーカー)参加
F (家族)の集い ---
I (遺族)の集い ---

文化サークル

五行詩歌:(年2回)がん患者、その家族ならではの気持ちが表現できて、作品を通してお互いを知り、毎回楽しく集っています。 パッチワークは昨年で一旦終了し、今年度はペーパークラフト4回クラスで『かご作り』をします。その他、歌の集い、旅行、クリスマス会などを開催しています。

人は情報だけでは癒されません。「私もそうだった」「ひとりじゃない」と感じることで、温かい気持ちになり、ちょっぴり笑顔になれる。 同じ立場の人と話がしたいと多くの方がそれぞれの分科会に参加されます。家族で集われていた方に遺族の集いのお知らせを送るときは辛い気持ちもありますが、集える場所があることは救いだと思います。また、文化サークルに集い、患者、家族、遺族が一緒になって、がん以外のことに向き合うのも「コスモス」ならではの貴重な時間です。

これからも「コスモス」は、参加者それぞれの思いを語り合う交流の場として、また情報交換のできる場として、継続したいと思っています。そして、私たちがん患者が共有する体験を、がんの経験のない方や医療に携わる方々にも発信したいと思っています。

がん患者サロンあさひ

場所 がんセンター情報コーナー
日時 毎週金曜日10時から14時まで
担当 あけぼの神奈川、オストミー協会、患者会「コスモス」
詳しくは神奈川県立がんセンターホームページをご覧ください。
http://kcch.kanagawa-pho.jp/patient/salon-asahi.html

患者会「コスモス」
世話人代表:松沢 千恵子
電話:090-4029-0207
電子メール:chiekomat54@yahoo.co.jp

【上記不在のときの問合せ先】
神奈川県立がんセンター 患者支援センター(がん相談支援センター)
電話:045-520-2211(平日9時から17時)