群馬県施設別生存率 渋川医療センター 2014-2015年症例


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全体について

国立病院機構渋川医療センターは、2016年に開院した病院ですので今回の登録データも前身の国立病院機構西群馬病院の症例となります。よって癌種により症例数も治療内容も異なり、症例件数も少ないものは信頼性も低いものと考えます。あくまでも今回の数値は参考としていただけるとよいと思います。

胃がん

全体数が33例で実測の5年生存率が27.3%であるが、症例数が少ないため病期毎の生存率が算出されておらず、また、観血的治療件数が約半数の16例あるが、病期などの治療データが不十分であることから生存率の評価はできないと考える。

肝細胞がん

昨年同様、全体数が36例で実測の5年生存率が37.6%であるが、症例数が少ないため病期毎の生存率が算出されておらず、また観血的治療件数が10例以下であり、治療のデータが不十分であることから生存率の評価はできないと考える。

非小細胞肺がん

非小細胞肺がん全体の実測5年生存率は36.6.%、病期別実測生存率は、I期:70.9%、II期:37.8%、III期:20.8%、IV期:7.1%となっている。
しかしながら、2014-2015年のデータは、国立病院機構西群馬病院時代の症例であり、現在と比べて各症例に対しての治療方法も変わっているため、生存率についてコメントは困難である。

女性乳がん

5年生存率が示されているのは全体82.3%とII期の82.5%であるが共に全国平均とほぼ同様であり適正な値であると考えられる。

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